ワードプレスを超高速化!しかも検索上位表示を実現した!!まさかここまで効果的になるとはw
[最終更新日]2017年7月18日
クライアントの運営するサイトがワードプレスを使っていて、とても重たい。
デザイン面とかWPカスタマイズならなんとか対応できるけど、
表示速度の問題がサーバー関連とかデータベース関連となるとド素人レベルですので、なにかとやっかいです。
表示を遅くしている原因は何なのか?
考えられるのは、以下の通り。
- サイト速度の測定
- データベース
- テンプレート
- 画像
- プラグイン
- CSS
- 外部JS
- サーバー
- アクセス
だが全部が原因とも思えない。
できるところからやろう。
サイト速度の測定
いろんな角度から考えてみました。
まず何が遅いのか判断したいため、ツールを使って判断してみた。
測定ツールでサイト速度を確認
けっこう遅い感じで、早く手を入れてやらないとって感じです。
だいぶ致命的な感じです。
だいたいのケースだと、フェイスブックやツイッターのプラグイン(外部JS)を配置していた時に
読み込んでくる速度が遅かったりします。
ですが、今回は使ってない状態だった。
アフィリエイトリンクもない。
作りたてのサイトでデータベース内の投稿に関するデータもそんなに膨大でもないし
最適化が必要にも思えない。
1万ページとかだとわかるのだが、100ページにも満たないサイトが遅いのは気に入らない。
「ヘテムル」だと0.90秒~1.0秒くらいでした。
致命的なのが、投稿中にエラー表示する時がある。
タイミングの問題とも思えないくらい頻繁に出るので我慢の限界!
サーバーに問題あり?と勝手に判断して「さくらインターネット」へ移行。
測定してみると、なんと! 1.40秒~1.60秒に悪化。。。
いろいろ高速化に関するプラグインを入れる以前の問題なのか。
今回の症状では、プラグインで高速化の変化はみられなかった。
WPプラグイン「Head Cleaner」でソースを最適化
Head Cleanerでソースを綺麗にしたり最適化したところで、変わりはない。
テンプレート内のソースもちょこっといじって綺麗にしたり、並びをまとめたり。
でも、秒数にはほぼ変化なし。
MySQLテーブルのオーバーヘッドを最適化
mysqlの管理画面を開き、データベースにオーバーヘッドがないか確認。
微々たる数字があったので最適化。軽量化にもつながった感じがする。
でも、秒数には反映されないほど。
WPプラグイン「WP-DBManager」
データベースのバックアップと最適化できるプラグイン。
ただ、設置&設定がめんどくさいので却下。
WPプラグイン「WP-Optimize」
データベース内の最適化とクリーニングで軽量化。
わざわざMySQLの管理画面を開かなくても簡単にできることを知った。
スパムコメントや投稿のリビジョン、トラックバックなど使っていないムダなスペースを最適化。
このプラグインはありです。
インストールするだけで、設定も楽で使いやすいです。
でも秒数にはほど遠い
最悪はレンサバが悪いのかな。
今のオレは、すべてサーバーの責任にしているw
サーバーの手柄はオレのもの!オレの失敗はサーバーの責任!
次のサーバーで軽くならなければ、明日に出向先が決まる。
なんとしてでも高速化しないといけない使命があった。
エックスサーバーに移行することにした!
最後の手段を決行!
エックスサーバーに移行してみたところ、一撃で高速になった!!!
うわっ!!早い!!!
やはり、エックスサーバーは、ワードプレスを高速するのに
最適な環境ともいえるだろう。
ドメイン無制限なので最強だな。で、さっそく移行した結果!!
サイトの表示速度:1.40秒 → 0.42秒 に高速化できた!!
移行するだけで、こんなに快適になるとは思えなかった。
データ移行は、テンプレとプラグインを再度アップロードしたあと、
旧WPから記事をエクスポート。エックスサーバー側のWPに記事をインポートすればできあがりだ!
管理画面もさくさく動く。
くるくる回って待たされることもないなあ。
サイトの遷移も、WPで作られたとは思えないくらい早く表示できた。
WPサイトを高速表示させるだけではなく、
SEO対策としてサイトの表示が速いほど有利でもあるのだ。
80位くらいだった検索順位は、1ヶ月後に7位にまで上昇してきた!
ぜんぜんSEO対策は意識していなかったのですが、最近サイトの内部を最適化したほうが効果的ということをよく聞きます。
たまたまなのかどうかは不明ですが、結果として上位に表示できてよかったです。
ウェブマスターツールでも確認したのですが、やはり評価が良くなった感じに!
クローラーが来るのも早くなったなあ。
エックスサーバーに移行した後、少しずつ改善した結果、かなりの高速化が実現できました。
まださらに、WPの高速化用に特化したwpXレンタルサーバーっていうのがあるので、
もうちょっとサイトが成長すれば検討しよう。
おそらく、0.2秒とか行けそうな気がする。
お試し期間が14日間もあるので、一度実験してみる価値はありそうだな。